日帰り
親氏・家康ゆかりの国指定史跡の松平めぐり
自然と歴史が融合した松平エリアは魅力にあふれています。そこにあるのが徳川家のルーツといわれている松平氏の発祥の地「松平郷」。 徳川300年の礎となった松平八代の歴史はここ松平から始まりました。松平氏をしのぶ歴史的な資料や史跡が多く残されているほか、2ヘクタールに広がる園地は四季折々の花々が見られ、自然散策にもオススメです。展望テラスまで登れば、名古屋のビル群まで見渡せる素晴らしい景色が広がっています。
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1日目
豊田松平IC

松平東照宮
松平郷にある松平東照宮は、徳川家康と、松平氏の始祖・松平親氏を祀る神社。拝殿そばの「松平郷館」では、具足や軍配、軍扇、鞍や火縄銃、家康像など、松平家・徳川家ゆかりの品が収められています。

親氏公像
親氏公像は、上野の西郷さんより少し大きく、像は身丈3メートル、台座を入れると約5メートル。上衣は十徳(じっとく)、下衣は四幅袴(よのばかま)、履物は足半の緒太(あしなかのおぶと)、腰飾は突抜毘沙門邪気(とばつびしゃもんじゃき)の姿。


高月院
高月院はもとの名を「寂静寺」ともいい、寛立上人が在原信重(親氏の妻の父親)の援護を受けて1367(正平22)年に建立。1377年、親氏が本尊阿弥陀仏をはじめ堂・塔のすべてを寄進し、高月院になりました。
現在の山門や本堂は1641年に徳川家光によって建立されたものと言われています。境内には、松平家墓所があり、親氏、泰親、親忠夫人の墓が並んでいます。

松平郷展望テラス
松平東照宮手前の山道から約1km先にある標高310mの「展望テラス」。ここからは、豊田市内はもちろん、名古屋駅周辺の高層ビル、東山タワー名港トリトン、天気が良ければ伊勢湾や三河湾対岸の鈴鹿山脈、養老山脈まで眺望できます。

車で約10分

大給城跡
大給城は、1400年代から1500年代後半にかけて、軍事的に重要な役割を果たした大規模な山城と言われています。天正18年(1590年)に廃城になったとされる大給城は、比較的よく保存されており、天守閣や高い石垣が普及する以前の日本の城の姿を知ることができます。
車で約6分

徳本まんじゅう
昭和21年創業。創業以来、焼きまんじゅう一筋に作り続けています。店頭では白あんに加え、抹茶・季節限定の栗・ゆずが並ぶシンプルな商品数ですが市内外だけでなく海外の方にも広く愛される味です。
車で約5分

豊田松平IC